ブログ村に参加します

更新日:2018年11月13日(投稿日:2018年11月13日)
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ブログ村に登録してみました


にほんブログ村「場面緘黙症」カテゴリに登録してみることにしました。

ブログ村は株式会社ムラウチドットコムが運営する、日本最大級の人気ブログランキングサイトです。緘黙のカテゴリは2008年10月に誕生し、現在92人のメンバーが参加、29のブログによりランキングが構成されています。

結構な数のブログが登録されていることから、緘黙のブログの更新状況をまとめて確認するのに便利です(ただし、ここに登録されていない緘黙関係ブログも多いです)。

実は最近、場面緘黙症Journalのアクセス数が減っています。このままでは、場面緘黙症Journalが忘れられてしまう!という危機感から、このブログをアピールする目的で登録してみることにしました。とりあえず短期間登録してみることから始めます。

ブログ村には面白いブログが多数登録されていますので、まだ見たことがないという方は、ぜひご覧になってください。


ブログ村をご利用の皆様へ


はじめまして、富条洋と申します。この名前はハンドルネームで、実名は全く違う名前です。13年このブログを続けています。

私は小学4年生の時に転校をしたのがきっかけに、学校で話せなくなりました。現在は外でも会話できるのですが、話せない期間は20歳ぐらいまで続いていました。専門家に相談したことはなく(相談できるとも思っていませんでした)、診断も受けていません。

2000年代初め頃にインターネットで緘黙を知り、もしかしたら自分はこれだったのかもしれないと考えるようになりました。2005年からはブログで緘黙について書くようになり、現在に至っています。

ブログ村は以前からよく見てはいましたが、登録するのは初めてです。昔は緘黙を知らず、学校でだけ話せないような人間は、世界広しと言えども自分一人だけではないかと思っていました。それが、こうした場に参加するとは今にして思えば不思議なものです。

ブログのランキングサイトに参加するのは6年ぶり、期間限定のものを除くと実に10年ぶりになります。久しぶりのことなので、とても楽しみです。これから宜しくお願い致します。



緘黙児のために父親が作った歌が公開(米)

更新日:2018年11月07日(投稿日:2018年11月07日)
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場面緘黙症の子どものために、父親が作った歌がYouTubeで公開されました。経験者ではなく保護者が作った緘黙の歌は珍しいかもしれません。歌のクオリティも高いので、ここでご紹介してみます。

↓ 動画の題名は "Dave Eberhardt - Ready To Be Heard - A Song for Selective Mutism"。4分6秒あります。


※ 動画をYouTubeで見る
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この歌を作ったのは、アメリカ中西部にお住まいのミュージシャンDave Eberhardtさん。息子さんが緘黙です。"I lost my voice"と書かれた動画の文字も、息子さんのものだそうです。

数年前に自らこの歌を書き、レコーディングを行ないました。それが先月、緘黙の啓発月間を迎えたため、これを機に一般公開しています(海外では10月が緘黙の啓発月間です)。この歌は息子さんのためだけではなく、全ての緘黙児のために作られたのだそうです。

息子さんは家族とは話せたものの、父親のEberhardtさんとは時々話せないことがありました。ある時、息子さんがEberhardtさんに紙に書いたものを見せようとしたところ、他のことで頭がいっぱいだったEberhardtさんは冷静さを失い、私に伝えたいことがあるのなら口で伝えろと怒鳴ってしまったのだとか……。当時、Eberhardtさんは緘黙を知らなかったのだそうです。"I lost my voice"と書かれた紙は、その後に見つかったものです。

そうした出来事を受けての、この歌です。その内容は、子どもの心の痛みに寄り添い、子どもが言いたいことを言おうとするのをいつでも待とうというものです(私の解釈です)。歌詞は、YouTubeのページに書かれてあります。

この動画は、アメリカの緘黙団体のFacebookページ等で紹介され、シェアを集めています。


場面緘黙症は英語で何と呼ぶか

更新日:2018年10月31日(投稿日:2018年10月31日)
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場面緘黙症、正式名称は「選択性緘黙」ですが、これを英語で何と呼ぶか知りたいという方が結構いらっしゃるようです。そこで、改めてここでご説明したいと思います。

英語では selective mutism


選択性緘黙は、英語では selective mutism と呼びます。米国精神医学会による精神疾患の診断・統計マニュアルDSM-5、世界保健機関の国際疾病分類ICD-11、いずれもこの名称です。略してSMとも呼ばれます。

mutism(ミューティズム)という単語は、テレビなどで音声を消す「ミュート」を思い出していただくと分かりやすいかもしれません。

用例を示します。

○ Selective Mutism Association
○ Selective Mutism Anxiety Research & Treatment Center
○ Selective Mutism Information & Research Association

下の画像の本は The Selective Mutism Resource Manual という、イギリスでは定番の本です。Amazon.co.jpアソシエイトリンクです。



90年代中頃までは elective mutism


1990年代中頃までは、elective mutism と呼ばれていました。この名称は、1934年にスイスの児童心理学者 Moritz Tramer が名付けたものです。Tramerは、緘黙児者が話さないのには、たとえ本人が意識してなくても選択の要素があると考えたのでした。

1994年に、米国精神医学会による精神疾患の診断・統計マニュアルが改訂され(DSM-IV)、その際、今日の名称 selective mutism が採用されました。緘黙児者自身が話さないことを選択しているというニュアンスが、これにより無くなったとのことです。elective と selective のニュアンスの違いはちょっと私には分からないのですが、英語圏ではそう言われています。この名称変更の背景には、アメリカの緘黙団体 Selective Mutism Foundation の尽力もあったそうです。

ですが、selective mutism という名称にも、緘黙児者自身が話さないことを選択しているというニュアンスが完全になくなってはいないとして、situational mutism の方が適切という意見も一部で出ています。