「学校などで話せない-場面緘黙症を知っていますか?」

更新日:2018年05月11日(投稿日:2018年05月07日)
アイキャッチ画像。

画面をタップしたり、クリックしたりして読み進める


場面緘黙症を知っていただくための動画?のようなものを作りました。画面をタップしたり、クリックしたりしながら読み進めます。2~3分で終わります。なお、音声読み上げには対応していません、ごめんなさい。

↓ ここをクリックして始めます。音が鳴るのでご注意。
◇ 学校などで話せない-場面緘黙症を知っていますか?
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緘黙がある人への関わり方に重点を置いています。緘黙児者本人ではなく、その友達の視点に立っているところが特徴です。緘黙の啓発動画は、既に皆様が作った立派なものが Yotube等にいくつもあるので、意識して差別化を図っています。

最近、「緘黙RPG」など奇をてらうようなものばかり作ってきたので、今回はオーソドックスな作風にまとめました。ですが、やはり変わり物好きな性格からは抜け出せません。素直に動画にすればいいものを、このようなQ&A形式にしてしまっています。

このような形式だと、通常の動画とは違って双方向性がありますし、メリハリもついて面白いような気もします。反面、視聴してくださっている方を試しているようで、「上から目線」ではないかという思いもします。


動画化も検討中


緘黙を多くの方に知っていただくため、これを姉妹ブログで紹介したり、動画化してYouTubeに投稿したりすることも検討しています。

※ 2018年5月11日、動画化しました。



ゲーム制作ツールで作った関係で、例によって無料ゲームの作成・配信サイト「PLiCy」に公開することも技術的にはできそうです。 ですが、今回の作品はエンターテイメント色が薄いので、ゲームサイトで公開するのはどうだろうと慎重に考えているところです。

これまで私は、緘黙を多くの方に知っていただくため、動画を作ったり、検定ごっこをしたり、ポッドキャストをしたり、ゲームを公開したりと、様々なことをしてきました。ですが、ここのところネタ切れで、新しいアイディアが思い浮かびません。今回の作品も、2016年の「新緘黙検定」と同じツールで作成しています。



海外の緘黙啓発月間2015まとめ

更新日:2017年11月03日(投稿日:2015年11月16日)
アイキャッチ画像。
かつてない規模でした。

10月に海外で行なわれた場面緘黙症啓発月間のことです。昨年までは草の根のようなレベルで行なわれてきたこの啓発月間ですが、今年からは英国最大の緘黙支援団体 SMIRA がこの活動に加わりました。これにより、特に英国において、緘黙の啓発活動が大規模集中的に行なわれました。

そこで今回は、この海外で行なわれた緘黙啓発月間を振り返ってみたいと思います。特に啓発活動が盛んだった英国の状況については、ロンドン在住の MIKU さんという方が既にブログで書いていらっしゃるのですが、私は私で、独自に記録した掲示板「緘黙関連ニュース」の情報などを元にまとめてみたいと思います。

↓ MIKU さんのブログ「場面緘黙について考える-備忘録-」
※ イギリスの場面緘黙啓発月が終了しました (新しいウィンドウで開く
※ 場面緘黙が増加の傾向? (新しいウィンドウで開く

英国の状況


SMIRA が啓発月間開催を決めるまで


SMIRA は今年初めて啓発月間に参加しましたが、昨年の夏にはこんな話がありました。2014年8月に発行された英国発の緘黙専門のウェブマガジン Finding Our Voices に掲載されたインタビューの中でのやり取りの一部です。

インタビュアー:英国には公式の緘黙啓発月間はありませんが、SMIRA はいつもこの障害の認知拡大を図っています。どのように行なっていますか。

Although there is not an official SM awareness month in the UK, SMIRA are always raising awareness of the disorder. How do you do this?

SMIRA 役員 Lindsay Whittington さん:「SMIRAでは毎日が緘黙の啓発日です!」と私たちはいつも言っています。(以下略)

Lindsay: We always say that “Every day is awareness day at SMIRA!”...

https://smsupportmag.files.wordpress.com/2014/08/finding-our-voices-issue-1.pdf#5

ところが、2015年5月に、先ほどの Lindsay Whittington さんが Twitter でこう発言されました。この間に何かが変わったようです。

SMIRA は2015年10月1日~17日の緘黙啓発キャンペーンを告知します。

SMIRA announces #selectivemutism Awareness Campaign for October 1st-17th 2015.

https://twitter.com/SmiraLindsay/status/600623236087476224





今年5月の緘黙啓発月間について

更新日:2017年11月05日(投稿日:2015年03月03日)
アイキャッチ画像。写真素材サイト・モデルピースより藤浦真菜さんです。編集は主に PicMonkey で。

今年の啓発月間は見送る方向


毎年5月に行なってきた場面緘黙症啓発月間ですが、私に関しては、今年はこの活動を見送ろうと考えているところです。来年以降の活動については未定です。昨年までの間に賛同してくださった方、どうもありがとうございました。

場面緘黙症啓発月間とは、緘黙の啓発活動を5月に集中的に行うものです。海外の一部で行われている Selective Mutism Awareness Month にならって、私が勝手に言い出したものです。

その目的は、(1)放って置かれている緘黙児、あるいは緘黙の人を掘り起こすこと、(2)緘黙に対する正しい理解を促すことです。

海外では啓発月間は10月に設定されているのですが、私は5月としました。その理由は、日本では4月に新学期が始まることを考慮したからです。緘黙は入学や進級に問題化しやすいですので。ただ、4月に啓発活動を行うと、単に新しい環境に慣れなくて話せないだけの児童生徒が緘黙と混同される恐れがあるので、1ヶ月置いて5月に設定しました。

ですが、昨年もお話した通り、私はもともと5月にこだわりはなく、5月の啓発月間よりもよい方法があればそちらを柔軟にとってもよいと考えていました。現在、このあたりのところを考え直しているところです。

そういうわけですが、いや、やはり5月に啓発月間を行なうべきだとして、何らかの啓発活動を独自に展開しようという方がいらっしゃれば、それも一つの判断だろうと思います。

蛇足:あまり知られていない障害や病気等に関心を持つようになってきた


ところで、緘黙関係者の間で話題になった医療漫画『放課後カルテ』の緘黙の章を読んだとき、私は物語の中に出てきたもう一つの症状「反復性腹痛」が気になりました。そこで、自分なりに調べたり、このブログでも軽く触れたりしました。

また、先月、私がいつも読んでいる『日本経済新聞』で、肌や髪の色が白い「アルビノ」の人の悩みが大きく取り上げられていて、つい熱心に読んでしまいました。

緘黙に関心を持って、緘黙のことを多くの人に知ってもらいたいと考えるようになってから、あまり世に知られていない障害や病気などに関心を持つようになっています。「緘黙のことを知ってください、理解してください」と人様に声高に訴えておきながら、他のあまり知られていない障害や病気を持った人のことを知ろうとしないのは、自分さえよければよいという自己中心的な姿勢のように思えてきたからです。

といっても、現状は新聞やニュースなどで取り上げられたら特に注意をして読む受動的な程度のものではあります。ですが、関心は持ち続けておこうと思います。蛇足ですけれども、ついでのお話でした。

画像のモデル・藤浦真菜さんについて


今回のブログのアイキャッチ画像(冒頭の画像)のモデル・藤浦真菜さんが、今年2月をもってモデルのお仕事を卒業されたそうです。藤浦さんの写真素材はこのブログで6度、「特選記事」で1度の計7度にわたって利用してきました。この場をお借りして感謝の意をお伝えしたいです。