発話をテーマにした元緘黙児のGoogleロゴ、州代表に

更新日:2021年05月16日(投稿日:2021年05月11日)
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子どもたちがGoogleのロゴをデザインする「Doodle for Google」というコンテストがあります。Doodleは「いたずら書き」の意味です。2008年より毎年世界各国で開催されています。日本でもかつては開催されていたようですが、最近は確認できません。

アメリカでは現在、州代表決定戦が行われているところです。全米グランプリに選ばれた作品は、1日間、Googleのロゴに使用されます(日本版Googleでも使用されるかどうかは知りません)。

そのワシントン州代表に、場面緘黙症を経験した小学6年生の作品が選ばれました。しかも、作品名は「Speaking Up」。日本語に訳すと、「大きな声で話す」といったところでしょうか。話すことをテーマとした作品です。

↓ 情報源です。記事冒頭にあるGoogleロゴが、その作品です。コロンビア盆地をカバーするiFiber One Newsの記事へのリンク。
◇ Royal 6th grader chosen as state winner in Doodle for Google competition
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それから、作品は以下の公式サイトで公開されています。

↓ その作品が公開されたページ。「Grades 6-7」⇒「Washington」の順にクリック。
◇ Doodle for Google - Vote for your favorite Doodle
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なお、上の公式サイトからは投票もできます。「Cast your vote 」の箇所で、「I'm not a robot」をチェックし、「Vote for this Doodle」をクリック。1票まで。なお、私も投票しました。

[追記(2021年5月16日)]

投票は5月14日までです!


公式サイトの情報によると、この作品を作った少女は、小学4年生まで学校でほとんど話すことがありませんでした。現在でも話す際には内面の強さ(inner strength「精神力」とも訳せそうです)が必要とのことです。このロゴは、そうした内面の強さを表わしたものだそうで、話している場面を吹き出して表現しています。

もしこの作品が上位進出すれば、このサイトの「緘黙関連ニュース」で、続報をお届けしたいと思います。


NHK Eテレ「u&i 」で、架空の緘黙児登場か

更新日:2021年01月21日(投稿日:2021年01月21日)
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NHK Eテレの小学生向け番組「u&i 」で1月20日(水曜日)、「おうちではたくさん話せるんだけど、学校で話すのがにがて」な小学生が登場しました。おそらく架空の小学生です。

↓ 番組ホームページへのリンク。1月20日(水曜日)放送分です。番組内容を動画や文字で確認できます。動画は10分間です。
◇ ひまわり学級ってどんなとこ? | u&i | NHK for School
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番組内では言及されていませんが、この小学生はおそらく場面緘黙症という設定ではないかと思います。上記ホームページの「関連キーワード」に「緘黙」とあること、特別支援学級に通うほど学校で話すのが苦手であることなどから、私はそう推測します。緘黙は特別支援教育の対象で、制度上は、特別支援学級に在籍することもできます。

「u&i 」とは、番組ホームページによると、「発達障害などの困難があるこどもたちの特性を知ることで、多様性への理解を深めるこども番組」だそうです。

Eテレの番組ですが、声の出演者が豪華です。伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)、きゃりーぱみゅぱみゅ、笹野高史さんが声優として出演しています。

今回の放送内容は、この緘黙?の小学生を軸に、特別支援学級について紹介するものでした。緘黙?への取り組みも紹介されていました。

私などは「場面緘黙症」という名称を番組で出していない点に注意が向きます。番組制作者の意図は分かりませんが、レッテル貼りというか、ラベリングというか、そうした名前を出すことのマイナス面を重視したのかもしれないと思います。

なお、この放送回は1月27日(水曜日)午前9時00分~9時10分に再放送されるそうです。




『毎日新聞』12月7日朝刊に、緘黙

更新日:2020年12月07日(投稿日:2020年12月07日)
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『毎日新聞』2020年12月7日朝刊に、落語家の桂あやめさんが、小学生の頃に学校で話せなかった経験を書いた記事が掲載されました。「場面緘黙症」という用語も登場します。

↓ その記事です。毎日新聞ホームページへのリンク。
◇ 学校とわたし 転校生のお陰で話せるように=落語家・桂あやめさん
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私は『毎日新聞』を購読していないので詳しくないのですが、調べたところ、「学校とわたし」は教育面掲載だそうです。

上記ページによると、この記事は「東京朝刊」掲載とのことです。ですが、ひょっとしたら、全国的に掲載されているかもしれません。というのも、過去の経験からすると、「東京朝刊」掲載の場合、東京から遠く離れた私の居住地の紙面でも掲載されているからです(実際に掲載されたかどうかは確認していません。コロナ禍ですので、新聞を買いにコンビニ等に行くのは控えます)。

なお、桂あやめさんは、2015年にNHK Eテレ「ハートネットTV」の緘黙特集に出演されました。また、「かんもくフォーラム2016」では、特別講演をされました。

↓ 「ハートネットTV」出演当時の、桂あやめさんへのインタビュー記事です。NHKホームページへのリンク。
◇ 【出演者インタビュー】桂 あやめさん「場面緘黙。周りが特別な目で見るから抜け出せないというのはあると思いますね」
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あれから4~5年経ちましたが、緘黙のことを忘れず、こうして記事にして頂けたのはありがたいことです。