ヒカリアメ『言葉の羽』

更新日:2020年06月01日(投稿日:2020年06月01日)
アイキャッチ画像。
かんもくアコースティックライブの出演メンバーからなる音楽ユニット、ヒカリアメの初オリジナル曲『言葉の羽』が、各配信ストアにて先行配信されました。

早速聴いてみたのですが、とてもいい曲だと感じました。そこで、今回ここでご紹介してみたいと思います。

曲の基本情報


作詞:manana
作曲:若倉純
MIX:manana
時間:3分32秒
先行配信開始日:2020年5月30日


配信の背景


かんもくアコースティックライブは、「場面緘黙経験を持つアーティストたちが、自らの企画&出演で行う、場面緘黙をテーマにした音楽イベント」です(公式ホームページより)。

出演メンバーは、mananaさん、若倉純さん、中越千春さん、AIRIさんです。これまで2016年、2017年、2019年にライブが開催されています。

◇ かんもくアコースティックライブ公式ホームページ
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かんもくアコースティックライブについては、先日、Rolling Stone Japan のウェブサイトの記事でも取り上げられました。

◇ 特定の場面で喋れないことに対する誤解、場面緘黙症とは? | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
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その出演メンバー4人がオリジナル曲『言葉の羽』を共作、2019年のかんもくアコースティックライブなどで披露されました。それが今回音源化され、配信されたわけです。音源化に伴い、「ヒカリアメ」というユニット名ができました。なお、カップリング曲を含めたCDが秋頃に出るそうです。


曲を聴いた感想


私は地方在住で、『言葉の羽』が披露されたかんもくアコースティックライブ(於:東京)などには、実は行っていませんでした。ですので、今回初めてこの曲を聴きました。一言で言うと、とてもいい曲だと感じました。「言葉の羽」という言葉のセンスからして、絶妙です。

緘黙をテーマとした曲は他にもありますが、4人で歌う曲となると、印象が違います。「歌手個人の歌」というより、「より多くの人のための歌」という印象に近いです。

作詞はmananaさんですが、mananaさんで緘黙の歌というと、英語で作詞した When I was a child という曲を私は思い出します。それだけに、日本語でストレートに緘黙児者の気持ちを書いた今回の詞は、心に迫るものがありました。

作曲の若倉純さんは『歌声』という曲が特に有名かと思うのですが、今回の曲は『歌声』よりもテンポがあります。切ない内容の詞ですが、作曲や編曲のためか、切なすぎず、爽やかな余韻すら感じます。

今は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ライブの開催が難しい状況です。また、私のように、ライブに足を運べなかった人も、インターネット配信であれば、この曲を聴くことができます。配信の意義は大きいです。