緘黙児のために父親が作った歌が公開(米)

更新日:2018年11月07日(投稿日:2018年11月07日)
アイキャッチ画像。
場面緘黙症の子どものために、父親が作った歌がYouTubeで公開されました。経験者ではなく保護者が作った緘黙の歌は珍しいかもしれません。歌のクオリティも高いので、ここでご紹介してみます。

↓ 動画の題名は "Dave Eberhardt - Ready To Be Heard - A Song for Selective Mutism"。4分6秒あります。


※ 動画をYouTubeで見る
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この歌を作ったのは、アメリカ中西部にお住まいのミュージシャンDave Eberhardtさん。息子さんが緘黙です。"I lost my voice"と書かれた動画の文字も、息子さんのものだそうです。

数年前に自らこの歌を書き、レコーディングを行ないました。それが先月、緘黙の啓発月間を迎えたため、これを機に一般公開しています(海外では10月が緘黙の啓発月間です)。この歌は息子さんのためだけではなく、全ての緘黙児のために作られたのだそうです。

息子さんは家族とは話せたものの、父親のEberhardtさんとは時々話せないことがありました。ある時、息子さんがEberhardtさんに紙に書いたものを見せようとしたところ、他のことで頭がいっぱいだったEberhardtさんは冷静さを失い、私に伝えたいことがあるのなら口で伝えろと怒鳴ってしまったのだとか……。当時、Eberhardtさんは緘黙を知らなかったのだそうです。"I lost my voice"と書かれた紙は、その後に見つかったものです。

そうした出来事を受けての、この歌です。その内容は、子どもの心の痛みに寄り添い、子どもが言いたいことを言おうとするのをいつでも待とうというものです(私の解釈です)。歌詞は、YouTubeのページに書かれてあります。

この動画は、アメリカの緘黙団体のFacebookページ等で紹介され、シェアを集めています。