国連COP24で、緘黙の診断を過去に受けた少女が演説

更新日:2019年01月26日(投稿日:2019年01月02日)
アイキャッチ画像。

15歳の環境活動家


スウェーデンのグレタ・トゥーンベリ(Greta Thunberg)さんは、15歳ながら、環境活動家として有名な方です。

トゥーンベリさんは、気候変動への抗議のため、学校を休んで、国会前で座り込みを行なったことで知られます(学校の課題はこなしていたとのこと)。この活動に対し、日本を含む世界中の国々で同調者が現われました。

↓ BBCニュース(日本版)へのリンクです。
◇ 15歳少女、気候変動に抗議で2週間座り込み スウェーデン
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↓ 12月4日時点の報道では、世界の少なくとも270の街で、2万人以上の生徒が学校ストライキに参加したそうです。イギリスの高級紙The Guardianへのリンク。
◇ 'Our leaders are like children,' school strike founder tells climate summit
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また、12月に開かれた第24回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP24)では、世界のリーダーらに向けて演説を行なっています。

↓ その動画です。英語。3分29秒。


↓ 動画をYouTubeのページでご覧になりたい方はこちら。
◇ Greta Thunberg full speech at UN Climate Change COP24 Conference
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↓ 演説内容について。CNN.co.jp へのリンクです。
◇ 「子どもの未来、奪わないで」 15歳の活動家、COP24で演説
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↓ 国連事務総長とも会ったとか。こんな写真もあります。

※ トゥーンベリさんは、1月3日に16歳になられます。


アスペルガー、強迫性障害、緘黙の診断を受けた過去


このトゥーンベリさんですが、実は鬱を経験し、アスペルガー、強迫性障害、そして場面緘黙症(正式には選択性緘黙)の診断を受けた過去があったことを自ら明かされています。

↓ YouTubeへのリンクです。1分32秒頃から。
◇ School strike for climate - save the world by changing the rules | Greta Thunberg | TEDxStockholm
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↓ この話を記事にしたもの。Common Dreamsという英語ニュースサイトへのリンク。
◇ Depressed and Then Diagnosed With Autism, Greta Thunberg Explains Why Hope Cannot Save Planet But Bold Climate Action Still Can
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アスペルガーがあって特定場面で話せない場合、緘黙とは診断されないはずではないかと思うのですが、私は専門家でもなく、このあたりよく分かりません。ご本人の緘黙の説明も「必要と思った時に話すだけ」(I only speak when I think it's necessary)というのも、ちょっと変わっているかもしれません。どちらにしろ、かつてそういう診断を受けたそうです。

※ 緘黙が軽い人だと、必要性を感じた時にはなんとか少し声を出せるという人も、中にはいるだろうとは思います。

[追記(2019年1月3日)]

上のYouTube動画のお話を聞いていると、気候変動の問題に対して疑問を抱いたことが原因で、鬱になり、話すことも食べることも止めたと解釈できます。トゥーンベリさんはアスペルガーの診断を受けていますが、白黒はっきりさせて考えるため、二酸化炭素排出量ははっきり減らすべきと考えているそうです(私なりの要約)。


それにしても、大変な方ですね。動画を見る限り、演説もプレゼンも立派にこなしています。