中华选择性缄默症协会とは何か

更新日:2019年06月21日(投稿日:2019年06月21日)
アイキャッチ画像。

中華選択性緘黙症協会


中华选择性缄默症协会(中華選択性緘黙症協会)という団体があります。公式サイトは、中国のcnドメインです。

↓ そのページです。
◇ 欢迎访问中华选择性缄默症协会网站
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公式サイトによると、団体の目的は、緘黙の知識や認知を広めるとともに、多くの緘黙児者やその保護者が適時に支援を得ることができるようにすることです。

この団体は俊华さんという緘黙児(者?)の親御さんが、専門家や親のボランティアと共同で始めた非営利の団体です。英語表記はSelective Mutism Association of Chinaで、略称はSMACです。

団体の規模は分かりません。ウェブサイトの掲示板にまだ投稿があまりないので、もしかしたら、小規模の団体の可能性もあります。

団体のシンボルマークは不死鳥です。緘黙児が不死鳥のように、勇気をもって緘黙から抜け出して欲しいという願いが込められています。

いつから存在した団体かは分かりません。ですが、ウェブサイトの末尾には "Copyright 2018 - 2019" とあること、団体のフォーラム型掲示板の最古の投稿が2018年10月25日であることから、遅くとも2018年には存在していたとみられます。

中国には微信というメッセージアプリがあり、このアプリを活用しているようです。

以前「緘黙関連ニュース」でお伝えした中国の緘黙ブログ「聪明的艾米」とコラボレーション?を行なっています。このブログは2018年に開設、記事が投稿され、多くのアクセス数を記録しています。

↓ そのブログです。
◇ 聪明的艾米_文学城博客
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英語圏の影響


さらにこの団体は、緘黙のeラーニング(無料)の提供を行なっています。いずれも、英語圏の専門家の講義等を視聴できます。

このeラーニングにも窺えますが、団体は英語圏の知見を積極的に取り入れようとしているようです。ウェブサイトで紹介されているおすすめの緘黙の書籍も、緘黙の専門家も、全て英語圏のものです。

先ほどのシンボルマークの不死鳥にしても、「勇気」という言葉を持ち出していることから、英語圏の影響が窺えます。「勇気」(ブレイブ)は海外(特にアメリカ)の緘黙支援のキーワードです。今年出たアメリカの本の翻訳書『場面緘黙の子どものアセスメントと支援』にも、ブレイブという言葉は登場します。

このほか、団体には英語のYouTubeチャンネルがあります。

↓ そのYouTubeチャンネルです。
◇ Selective Mutism China - YouTube
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団体では英語圏の緘黙の本を中国語に翻訳する試みが行なわれていて、5冊の書籍の簡体字版が2019年に出る予定だそうです。そんなにたくさんの本を一気に翻訳できるものなのかと、にわかには信じがたい思いです。中华选择性缄默症协会の今後の動きに注目したいと思います。

最後に、私は中国語ページを機械翻訳で英訳して読み取っています。ひょっとしたら不確かな部分もあるかもしれません。ごめんなさい。