山崎ナオコーラ氏、緘黙経験を話す

更新日:2020年03月19日(投稿日:2020年03月19日)
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『人のセックスを笑うな』


山崎ナオコーラ氏が、インタビューの中で、小学校から高校まで場面緘黙症だったと話されています。山崎氏は『人のセックスを笑うな』などで知られる作家です。

下記のページが、そのインタビュー記事です。緘黙を主題とした内容ではなく、緘黙経験について書かれているのは数行程度です。

↓ 光文社「本がすき。」ウェブサイトへのリンクです。3月19日に公開されたばかりの記事です。
◇ "くくり″から解き放たれることは「自分らしく生きる」のに必要なこと|山崎ナオコーラさんインタビュー
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山崎氏は2018年2月に、エッセイの中で、「なぜか一日中ひとことも口をきかない子」だったと書かれたことがあります。このことから、山崎氏は緘黙だったようだと感づいた方も当時からいらっしゃったようです。

↓ そのエッセイです。誠文堂新光社「よみもの.com」の記事へのリンクです。ページ中段あたり。Wayback Machine 2018年2月19日取得。
◇ 自信、そして「勘違いブス」について
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ただ、上の2018年2月の記事では「場面緘黙症」という言葉は出てきません。また、口をきかなかったことを「なぜか」と書かれています。もしかしたらこの時点では、まだ緘黙をご存じなかった可能性も考えられます。


山崎氏が緘黙だった時代


山崎氏は1978年(昭和53年)生まれです。小学校から高校まで緘黙だったとすると、その時期は1985年(昭和60年)前後から、1996~97年(平成8~9年)頃までの計算です。

この時代は、1980年末期に、岩手大学の山本実教授(故人)が緘黙の本を出すなど啓発活動を行っています。運がよければその恩恵にあずかることができた世代です。また、1984年には、緘黙児が主人公の児童書『さよならの湖』が出ています。山崎氏は緘黙だった頃、本の世界に「逃避」されたそうですが、『さよならの湖』を読む機会はあったのでしょうか。

なお、山崎氏と同世代の方には、『私はかんもくガール』のらせんゆむさん(1977年生まれ)、『君の隣に』のさくらかよさん(1979年生まれ)らがいらっしゃいます。