緘黙団体が性に関する教育、なぜ?(台湾)

更新日:2021年02月25日(投稿日:2021年02月08日)
アイキャッチ画像。

親子ワークショップ開催


台湾の場面緘黙症の団体「台灣選擇性緘默症協會」が、性に関する親子ワークショップを開きます。緘黙団体がこのようなイベントを開催するのは、極めて珍しいです。少なくとも私は、初めて聞きました。

日時:4月10・11日(土・日曜日)14時00分~16時00分
主催:台灣選擇性緘默症協會、The Genderest Showman
場所:台北医学大学
定員:1回毎に親子12ペアまで
参加費:会員無料、非会員は1回毎に200ニュー台湾ドル(約760円)
対象年齢:4~9歳

↓ 情報源。台灣選擇性緘默症協會ブログへのリンクです。
◇ 台灣選擇性緘默症協會: 【會員活動通知】
新しいウィンドウで開く

台灣選擇性緘默症協會と共催するThe Genderest Showmanは、台湾の大学生のグループです。公式Facebookページによると、このグループは性的平和を主張し、性暴力の防止に重点的に取り組んでいるそうです。また、公式YouTubeページによると、演劇活動を通じたジェンダー教育を行っているそうです。

今回の親子ワークショップでも、演劇による教育が行われます。

↓ The Genderest Showman の紹介動画です。


※ 上の動画のYouTubeへの直接リンクはこちら。
新しいウィンドウで開く

なぜ緘黙の団体が


それにしても、なぜ緘黙の団体が、このようなイベントを催すのでしょう。

先ほどの台灣選擇性緘默症協會ブログの記事には、緘黙児は多くの場合、学校では大声で助けを求めることができないと書かれてあります。また、緘黙児に自分の身体についてや、自分自身を守る方法を教えるとも書かれてあります。

話せない緘黙児が性被害に遭うのを防ぐ狙いがあるのでしょう。それならば、The Genderest Showmanが共催するのも辻褄が合います。お話ししたように、この団体は性暴力の防止に取り組んでいるためです。

先月、台湾で性被害のニュースがあった


そういえば先月、台湾で、緘黙の女子高校生が性暴力を受け、裁判になったニュースがありました。あくまで推測ですが、もしかすると、今回のイベントはそれを受けたものかもしれません。

↓ そのニュースの記事です。台湾のYahoo!へのリンク。
◇ 女學生患「選擇性緘默症」一受驚就呆若木雞 校工竟趁機性侵免坐牢
新しいウィンドウで開く