緘黙を「ゲーム実況」で知る人たち

更新日:2021年06月09日(投稿日:2021年06月09日)
アイキャッチ画像。

アンリアルライフ


2020年にリリースされた「アンリアルライフ」というゲームに、「場面緘黙症」という言葉が登場する場面があるというお話を、このサイトで軽くお伝えしたことがあります。このゲームは文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門新人賞など複数の賞を受賞しており、評価が高いです。

このゲーム、私が思っていたよりも、多くの人の目に触れられていることに気づきました。

「ゲーム実況」をする人がいるのです。ゲーム実況とは、ゲームをプレイしている様子を、YouTubeやニコニコ動画といった動画サイトで実況放送することを言います。いまや数多くのゲーム実況者がいて、それを視聴する人も相当数に上ります。

「アンリアルライフ」も実況されています。例えば、2021年5月26日には、チャンネル登録者数が現在70万人を超える月ノ美兎さんという、Wikipediaにも載っている有名な方が実況しました。10万回を超える再生回数を記録しています。この中には、「場面緘黙症」について触れられるシーンが含まれています。

↓ その動画。「場面緘黙症」が登場するシーンです。


※ YouTubeで直接ご覧になりたい方は、こちらをクリックしてください。
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もっとも、上の動画の内容は4時間以上に及ぶので、全てを通して見ていない視聴者も多いでしょう。視聴者がみな、緘黙のシーンを見たとは限りません。とはいえ、全視聴回数は10万回以上もありますから、かなりの数の視聴者が緘黙のシーンを見たものと思われます。

「アンリラルライフ」で、緘黙のシーンが出る場面を実況している方は、他にもいます。2万回前後の再生回数を記録している実況者が複数います。

なお、このような実況動画に対して著作権の問題を気にする方もいらっしゃるだろうと思います。このゲームの制作者はゲーム実況を大歓迎しており、ガイドラインに則った実況であれば問題はありません。


バイオハザードヴィレッジ


2021年5月26日には、桜ころみんさんという方が、最新ゲーム「バイオハザードヴィレッジ」の実況をしたのですが、その中で緘黙について言及する場面がありました。桜さんは臨床心理士で、ゲーム内容から緘黙を連想されたようです。動画は3万回を超える再生回数を記録しています。

↓ 「緘黙」が登場するシーンから始まります。YouTubeへのリンク。
◇ 桜ころみんさんによる「バイオハザードヴィレッジ」実況動画
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ゲーム実況を通じて、緘黙を知る


このように、ゲーム実況を通じて、緘黙のことが広められる場面が出てきています。中には再生回数が何万回にも及ぶ実況動画もあり、その影響力は侮れません。


「緘黙RPG」も


なお、無料ゲームサイト「PLiCy」では、私が公開している緘黙の啓発ゲームをPLiCyトップページ上で実況配信できるようになっています(PLiCy登録者のみなど条件あり)。

◇ PLiCyで現在公開中の、緘黙の啓発ゲーム
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2021年3月にはなんと、PLiCyを運営されている方が、「緘黙RPG 3D版」を実況してくださりました。


PLiCy運営さん以外にも、一般の方も実況してくださったことがあるようです。ありがたいことです。なお、実は私自身も、実況したことがあります。