ライデン大学の研究

更新日:2021年07月29日(投稿日:2021年07月29日)
アイキャッチ画像。

教育学研究所に、緘黙の研究プロジェクト


ライデン大学は、オランダ最古の大学です。その教育学研究所に、場面緘黙症の研究プロジェクトがあります。

研究プロジェクトの名称はProject Omilía。Omilíaとは、ギリシャ語で「話す」ことを意味するそうです。

↓ そのウェブサイトです。
◇ Doe mee aan Project Omilía - Universiteit Leiden
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上のウェブサイトでは、研究プロジェクトに参加する4歳から8歳までの子どもを募集しています。興味深いのは、緘黙の診断がある子どもだけでなく、診断のない子どもも募集していることです。緘黙児とそうでない子の比較研究を行うようです。

これまでには、緘黙のサマーキャンプや、コロナ禍での不安症がある子について研究を行うため、協力者の参加を募集してきたようです。このうちサマーキャンプについては、キャンプに参加しない緘黙児者を募集し、参加者との比較により、キャンプの治療効果の評価を試みています。

ただ、よく見ると上のウェブサイト、日付が書かれていないページが多いです。まさか、実は更新が停止したサイトで、載っている情報は随分前のものでなければよいのですが。しかし、つい先日、この研究グループと関わったことがあるフランドルの緘黙団体が、Facebookで、上のページの研究参加者募集について協力を呼びかけるような投稿を行っていました(オランダ語がよく読み取れなかったのですが)。とすると、まだ生きている情報かもしれません。


ライデン大学には、他にも研究者がいるのか


ライデン大学といえば、比較的最近発表されたある緘黙の研究に、この大学の研究者が複数関わっていました。国際的な英文査読誌に掲載された研究です。

↓ その研究です。
◇ Driessen, J., Blom, J.D., Muris, P., Blashfield, K.R., and Molendijk, L.M. (2020). Anxiety in children with selective mutism: A meta-analysis. Child Psychiatry and Human Development, 51, 330–341.
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ただし、この研究に関わった研究者はいずれも上のウェブサイトには名前が載っておらず、上のプロジェクトとの関連は分かりません。

いずれにせよ、ライデン大学には、緘黙に携わった研究者が比較的最近だけでも何人かいることは間違いないようです。研究内容には意欲的なものも感じますし、大学は名門なので、今後の研究発表にも期待したいです。

※ 私はオランダ語が読めません。上の情報は、オランダ語を機械翻訳により英訳して読解したものです。