香港教育局が、緘黙支援の小冊子を

更新日:2022年02月06日(投稿日:2022年02月06日)
アイキャッチ画像。
香港の教育を所管する「香港特別行政区政府教育局」が、場面緘黙症の子どもを支援するための小冊子を作成・公開しました。インターネット上で公開されていますが、実物として存在するかどうかは未確認です。

↓ その小冊子です。PDF。1.25MB。
◇ 如何幫助有選擇性緘默症的子女
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タイトルを訳すと、「場面緘黙症の子どもの支援法」といったところでしょうか。

この小冊子は、保護者を対象に作られたシリーズものの1つです。緘黙の他にも、不安症、鬱病、トゥレット症候群の子どもを支援するための資料があります。

↓ 小冊子一覧です。
◇ 融合教育及特殊教育資訊網站 - 小冊子
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緘黙の小冊子は、全8ページの構成です(他の小冊子も、ほぼ同じ)。そのうち1ページは表紙、後ろの2ページは香港特別行政区政府教育局のウェブサイトの紹介です。実質的には、残りの5ページが緘黙支援の内容です。

内容は実践的なものです。箇条書きが多用され、分かりやすくまとめられています。あと、親向けの小冊子のはずですが、学校関係者向けと思われる情報も含まれているように思います。ただ、実質5ページですので、分量は物足りません。エッセンスのみをまとめた印象です。

香港では、緘黙支援に関する情報にアクセスできる機会は他にもあります。例えば、香港の図書館の蔵書を少し調べたところ、台湾の緘黙の本が結構置いてあるらしいことが分かりました。今回の小冊子は入門用で、より詳しい情報を求める人は、本読むなり何なりするかたちになるのではないかと思います。

ちょっとした小冊子ですが、国がこうしたものをまとめたことにはインパクトを感じます。日本で例えると、文部科学省が緘黙支援の小冊子をまとめたようなものですので。