緘黙治療のガイドライン(独)
更新日:2022年05月06日(投稿日:2022年05月06日)

シュツットガルト・ガイドライン
場面緘黙症治療のためのガイドラインが、ドイツには存在します。
名称は Stuttgarter Rahmenempfehlungen zur Mutismus-Therapie です。略して、SRMTと呼ばれることもあります。日本語に訳すとすれば、「緘黙治療のためのシュツットガルト・ガイドライン」といったところでしょうか。シュツットガルトは、ドイツの地名です。
このガイドラインは、2013年6月8日に開催されたドイツの緘黙団体 Mutismus Selbsthilfe Deutschland e.V. の第11回カンファレンスで発表されました。
ガイドラインの内容
ガイドラインの具体的内容は、10カ国語で公開されています。ただし、日本語には翻訳されていません。
↓ ガイドラインが10カ国語で公開されているページ。言語聴覚士Boris Hartmann氏のウェブサイトへのリンクです。
◇ Unser Netzwerk | Mutismus e.V.
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また、前回の記事でご紹介した緘黙団体のウェブサイトにも、ガイドラインは掲載されています。機械翻訳ですが、日本語で読めますのでご紹介します。
↓ そのページです。ページ中盤あたりをご覧ください。Google翻訳で日本語に翻訳されます。アクセスすると、クッキーの設定について問われます。
◇ Therapeuten und Fachleute | Mutismus e.V.
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ご覧の通り、ガイドラインは10項目からなります。緘黙治療のゴールに始まり、推奨される治療方針がまとめられています。
なお、ガイドラインの詳細については、ドイツの緘黙専門雑誌Mutism.deの第10号に掲載されているそうです。
↓ その雑誌。出版社ウェブサイトへのリンクです。
◇ Mutismus.de 2013 - Heft 10 - Schulz-Kirchner Verlag
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