東京ウーバーズの緘黙動画、再生数150万回

更新日:2023年07月23日(投稿日:2023年07月23日)
アイキャッチ画像。
YouTubeチャンネル「東京ウーバーズ」が公開した場面緘黙症のショート動画が、およそ150万回に上る再生回数を記録しています。

↓ その動画です。YouTubeへのリンク。
◇ 【500人に1人】場面緘黙(かんもく)症になるとどうなるのか?
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再生回数150万回は、大変な数字です。現在公開されている緘黙を扱った日本のYouTube動画で、150万回を超えているものは、今回の動画を除くと3件しかありません。なお、この動画の公開日は2023年7月4日で、20日間ほどでこの再生回数に届いたことになります。

動画には「場面緘黙症の末路」という題名もついていますが、ここでの「末路」に深い意味はありません。東京ウーバーズは「~の末路」と題する一連の動画を投稿していて、それに合わせただけと思われます。

また、動画のハッシュタグに「#tiktok」とありますが、少なくとも現在のところ、東京ウーバーズはtiktokでは緘黙の動画を公開してはいません。

東京ウーバーズが緘黙の動画を作った動機は、私には突き止められませんでした。過去にはASD(自閉スペクトラム症)やADHD(注意欠如・多動症)を取り上げたこともあるにはあるので、特別支援教育関係というか、そういう方面の動画の作成に一定の関心を持った方たちなのかもしれません。

私たち緘黙関係者が緘黙の動画をYouTubeに公開しても、こんなに多い再生回数を記録したことはありません。緘黙関係者は数が少なく、マンパワーも限られます。ですが、緘黙関係者ではない外部の方には大変な影響力を持った方がたくさんいて、このような多くの視聴者を獲得できる動画を公開するなど、大きなことをすることがあります。