スクリプトアプローチ

更新日:2024年03月01日(投稿日:2024年03月01日)
アイキャッチ画像。
アメリカで場面緘黙症の治療を行う「スマートセンター」が、「スクリプトアプローチ」というものを紹介しています。例えば、「書いて読む」(write and read)方法だそうです。予め言いたい内容を文書にしておき、それを音読するということでしょう。

この方法だと、考える必要性と、(発話までの一連の)プロセスを最小化するのに役立ち、それゆえに緘黙児者の不安を減らすことができるのだそうです。

↓ 情報源。スマートセンターのFacebookグループへのリンクです。英文。
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言われてみれば、教科書の音読ならできるという緘黙児者もいます。確かに、決められた文章を読む方が、その場でいきなり何かを話すよりもハードルが低いようです。しかし、なぜそうなのかは私は深く考えたことがなく、このあたりの説明が私には興味深く思われました。

緘黙児者に限らず、予め用意した文書を音読する方が、即興のようなかたちで発言するよりも楽ではあります。

※ 全ての緘黙児者にこの「スクリプトアプローチ」を行うわけではありません。言語コミュニケーションが行える段階にある緘黙児者に限るものと思われます。

※ ちなみに、上のFacebookページの写真は、CommuniCampというキャンプの模様です。キャンプでは、短期集中的に緘黙児者が発話ができるように持って行くとともに、親へのトレーニングも行います。スマートセンターの看板の一つです。