緘黙の歌を収録したアルバムが、全国発売
更新日:2017年11月11日(投稿日:2015年02月26日)

場面緘黙症を経験した manana(マナナ)さんというシンガー・ソング・ライターがいらっしゃるのですが、この manana さんのアルバムが、今年1月に全国の流通に乗って発売されていたことを知りました。アルバムの中には、緘黙だった頃のことを振り返った歌も収録されています。
「自分の音楽の原点は、子供の頃のかんもく症」
manana さんは、アコースティックギター弾き語りの女性シンガーソングライターです(冒頭の画像は manana さんと無関係です)。「自分の音楽の原点は、子供の頃のかんもく症にあります」と、公式サイトのプロフィールページには書かれてあります。
※ manana さん公式サイト
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1st アルバム『FLY TO YOU』と2nd ミニアルバム『SANCTUARY』
manana さんは2013年に完全自主制作の 1st アルバム『FLY TO YOU』を、翌2014年には 2nd ミニアルバム『SANCTUARY』をインディーズでリリースされたのですが、今年2015年に入って、この2枚のアルバムが全国の流通網に乗ることになりました。今年1月に、タワーレコードの関東の一部実店舗や タワーレコードオンライン、Amazon.co.jp 、iTunes でアルバムや楽曲の販売がスタートしたそうです(iTunes だと、1曲単位での購入も可能)。
この2枚のアルバムは、音楽情報誌『CD Journal』3月号(最新号)で紹介されました(128ページ左上)。小さいスペースでのレビューですが、この中では manana さんが緘黙だったことについても触れられています。音楽情報誌に「緘黙症」の文字が載ったわけですが、これは極めて珍しいことではないかと思います。少なくとも私は聞いたことがありません。
2枚のアルバムのうち、1st アルバム『FLY TO YOU』には、manana さんが緘黙だった頃のことを振り返った歌 "When I was a child" が収録されています。この歌については、manana さんのブログに詳しく書かれてあります。
↓ manana さんのブログへのリンクです。
※ #07 When I was a child - セルフライナーノーツ
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manana さんは、最近のブログ記事の中でも緘黙について書かれています。2nd ミニアルバム『SANCTUARY』収録の「ノアの方舟」という歌も、緘黙経験と関係があるそうです。
※ 「ノアの方舟」セルフライナーノーツ♪
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manana さんの歌声はネットでも聴けます
manana さんのアルバムに収録された歌は、Amazon.co.jp ほかオンラインショップで試聴ができます。また、manana さんは YouTube にご自身の歌の動画を多数公開されています。
↓ Amazon.co.jp アソシエイトリンクです。リンク先ページでは試聴ができます。
※ 1st アルバム『FLY TO YOU』 (新しいウィンドウで開く)
※ 2nd ミニアルバム『SANCTUARY』 (新しいウィンドウで開く)
↓ YouTube へのリンクです。
※ manana さんの動画ページ (新しいウィンドウで開く)
manana さんは川崎市など関東中心でライブを行なっています。私は遠方に住んでいるためライブには行けませんが、遠くからエールをお送りしたいです。