おっと、間が空いてしまった!富条さんへのインタビューを続けます。あれ、何のインタビューでしたっけ?※ インタビュー前編はこちら。(新しいウィンドウで開く)掲示板過去ログの保存が、最終段階にそうそう、今月末日をもって閉鎖する従来型掲示板についてです。前回のインタビューから8日が経ちましたが、掲示板の過去ログの保存・公開については、何か進展はありましたか?現在、過去ログの保存作業を一通り終えて、見直しの段階に入っています。規模の大きな掲示板なので、保存作業に時間がかかっています。掲示板には登録ユーザーのプロフィールデータもあるのですが、今のところ、いただいた投稿を中心に保存するにとどめるつもりです。ですが、保存作業が終わっても、これを公開するために必要な作業がまだ残っていて、過去ログ公開のための道のりは長いです。掲示板開設のきっかけところで、この掲示板は、そもそもどういうお考えで開設することにしたのですか?ブログを読んでくださっていたある方から、掲示板開設のご要望をいただき、それを受けて開設しました。ブログをやっていたら掲示板開設の要望がくるとは、今では考えられませんね。当時は、個人運営の緘黙ホームーページや掲示板がたくさんあった時代でしたから。なお、掲示板開設のご要望については、私はこう回答しました。「掲示板は、作ろうと思えば簡単にできるのですが、おそらくほとんど誰も書き込んではくれないものと思います(自分で言うのも悲しいところですが…)。今現在でさえ、アクセス数が少ないですし、コメントをくださる方もあまりいらっしゃいませんから。そもそも、緘黙症の掲示板は既にたくさんありますからね。埋没してしまいそうです。(以下、省略)」こんな回答をしておきながら、どうして掲示板の開設に踏み切ったのですか?とりあえず開設してみて、需要がなかったら閉鎖すればいいじゃないかと考えを変えたのではなかったかと思います。それから、ただ掲示板を作るだけでは確かに埋没してしまいそうですが、今までにない個性的な掲示板にしてみたら面白くなるかもしれないとも考えました。なるほど、それで、あのフォーラム型掲示板を採用したのですね。海外では一般的ですが、日本では珍しい掲示板です。@BBブランドのあのレンタル掲示板も、当時はサービス開始1年目で、まだ実績はありませんでした。今ではあの掲示板を使っている緘黙サイトが他にもありますけれども。ご要望がなければ掲示板を開設することはありませんでしたし、掲示板へのコメントが少なければ早々に閉鎖しただろうと思います。掲示板は私が主導したものではなく、皆様のお声にお答えしてのものでした。掲示板運営の思い出9年間掲示板を運営されて、何か思い出はありますか?一番印象に残っているのは、掲示板に投稿されたある保護者さんから、メールでお叱りを受けたことですね。えっ?詳しくお聞かせ願いませんか。